blog

車の名前がわからない場合の廃車買取のスムーズな進め方

  • 廃車買取コラム

「車を処分したいけれど、名前(車種)が分からない…」

そんな不安を抱えていませんか?

【故人の車を相続した、長年乗っていなかった車を処分したい、親から譲り受けた車だけど詳しいことが分からない。】

こうした状況は決して珍しくありません。

しかしご安心ください。車の知識がなくても、廃車手続きや買取はしっかり対応してもらえます。

本記事では、車名が不明なときの対処法から、手続きに必要な情報、信頼できる買取業者の選び方まで、やさしく丁寧にご紹介していきます。

友だち追加

車の名前がわからなくても大丈夫?

廃車に必要なのは「車検証」

結論から言うと、車の名前(車種)が分からなくても、廃車の手続きや買取は問題なく進められます。

なぜなら、廃車に本当に必要な情報は、すべて「車検証」に記載されているからです。

 

車検証とは

正式には「自動車検査証」といい、車の身分証明書のようなものです。

通常、車のダッシュボード(助手席前の収納スペース)やグローブボックスに保管されています。

車検証には、以下のような重要な情報が記載されています。

  • 車名(メーカー名)
  • 型式
  • 車台番号
  • 原動機の型式
  • 初度登録年月
  • 所有者の氏名・住所
  • 使用者の氏名・住所
  • ナンバープレートの情報

これらの情報があれば、あなたが「プリウスかアクアか分からない」「トヨタかホンダか自信がない」という状態でも、全く問題ありません。買取業者や行政機関は、車検証の情報だけで正確に車を特定できます。

関連記事:「廃車買取における電子車検証と自動車検査証記録事項をわかりやすく解説

 

車検証はどこにある?

ほとんどの場合、車検証は以下の場所に保管されています。

  • ダッシュボード(助手席前の収納)
  • ローブボックス内の専用ケース
  • 車検証入れ(茶色や黒の専用ファイル)

長期間乗っていない車でも、車内のどこかに必ずあるはずです。まずは車の中を探してみましょう。

 

車名が不明でも買取できる理由

廃車買取業者は、車種の特定に関するプロフェッショナルです。車名が分からなくても、以下の理由から問題なく買取できます。

 

車検証があれば完全に特定可能

車検証に記載されている「車台番号」は、車1台1台に割り振られた固有の番号です。この番号を見れば、メーカー、車種、年式、グレード、装備などが正確に分かります。

人間で言えば、マイナンバーや指紋のようなもの。これがあれば、名前が分からなくても個人を特定できるのと同じ理屈です。

 

外観からも判断できる

買取業者の査定員は、車の外観を見ただけで、かなりの情報を読み取れます。

  • エンブレム(車体前後についているメーカーのマーク)
  • ボディの形状やデザイン
  • ヘッドライトやグリルの形
  • ホイールのデザイン
  • 内装の特徴

あなたが「よく分からない」と思っていても、プロの目には明確に違いが見えています。

 

写真を送るだけで判別可能

最近の廃車買取サービスでは、LINEやメールで車の写真を送るだけで、車種を特定してくれるところも増えています。

  • 車の前面(エンブレムが見えるように)
  • 車の後面(車名が書いてあることも)
  • 車検証の写真
  • 内装の写真

これらを送れば、あなたが車名を知らなくても、業者側で正確に判断してくれます。

 

車の知識がないことは恥ずかしくない

「車の名前も分からないなんて恥ずかしい」と感じる必要は全くありません。買取業者は毎日のように、車の知識がない方からの相談を受けています。

  • 親から譲り受けた車
  • 配偶者が亡くなって遺された車
  • 長年乗っていなかった車
  • 事故で動かなくなった車

こうしたケースでは、車種が分からないのは当然のこと。業者側も慣れていますので、遠慮なく「車の名前が分かりません」と伝えてください。

むしろ、分からないことを素直に伝える方が、スムーズに話が進みます。

 

車種の調べ方と確認ポイント

車検証から読み取れる情報とは?

車検証を手に入れたら、どこを見れば良いのでしょうか。

車検証は情報がぎっしり詰まっていて、一見すると何がどこに書いてあるのか分かりにくいかもしれません。

ここでは、特に重要なポイントを解説します。

 

車名(メーカー名)

車検証の上部に「車名」という欄があります。

ここには、トヨタ、日産、ホンダ、スズキなど、メーカー名が記載されています。

例:「トヨタ」「ニッサン」「ホンダ」

 

型式

メーカー名の横に「型式」という欄があります。ここには、英数字の組み合わせが書かれています。

例:「DBA-ZVW30」「DAA-NHP10」

この型式を見れば、プロは正確な車種を特定できます。

例えば「ZVW30」はプリウス(30系)、「NHP10」はアクアの初期型、といった具合です。

 

車台番号

車1台1台に割り振られた固有の番号です。17桁の英数字で構成されています。

例:「ZVW30-0123456」

この番号があれば、その車の完全な特定が可能です。車の戸籍のようなものと考えてください。

 

初度登録年月

その車が最初に登録された年月です。つまり、新車として世に出た時期を示します。

例:「令和3年5月」「平成28年12月」

年式の判断材料となる重要な情報です。

 

所有者と使用者

車の法的な所有者と、実際に使用している人の氏名・住所が記載されています。

  • ローンで購入した場合、所有者はディーラーや信販会社
  • 自分で買った場合、所有者と使用者は同じ

廃車手続きには、所有者の同意や書類が必要になるため、ここを確認することは重要です。

 

読み方が分からなくても大丈夫

車検証の情報は、専門用語が多く、読み方が分からなくても当然です。

買取業者に問い合わせる際は、「車検証を見ながら話したいのですが」と伝えれば、業者側が必要な情報を聞き出してくれます。

または、車検証をスマホで撮影して、LINEやメールで送ってしまうのが最も簡単です。

 

車名・型式・年式を確認する方法

車検証以外にも、車種を確認する方法はいくつかあります。

 

車体のエンブレムを見る

車の前後には、メーカーのエンブレム(マーク)がついています。

  • トヨタ:楕円が3つ重なったマーク
  • 日産:円の中に横線
  • ホンダ:Hのマーク
  • スズキ:Sのマーク
  • マツダ:円の中にV字のような形

また、車の後ろには車名が書かれていることが多いです。

例:「PRIUS」「AQUA」「N-BOX」「FIT」

ただし、エンブレムが外されていたり、文字が消えていたりすることもあるので、確実なのはやはり車検証です。

 

取扱説明書を確認

車のグローブボックスには、取扱説明書が入っていることがあります。表紙に車名が大きく書かれているので、一目で分かります。

 

整備記録簿を見る

車検を受けた際の整備記録簿にも、車名や型式が記載されています。車検証と一緒に保管されていることが多いです。

 

インターネットで検索

車検証の型式をインターネットで検索すれば、正確な車名が分かります。

例:「ZVW30」と検索すると「トヨタ プリウス 30系」と出てきます。

ただし、車の知識がない方には、型式を見ても何のことか分からないかもしれません。無理に調べる必要はなく、業者に任せてしまうのが確実です。

 

ナンバープレートからの照会はできる?

「車検証が見つからないけど、ナンバープレートは見える。これで何とかならない?」と思う方もいるかもしれません。

 

一般人は照会できない

残念ながら、ナンバープレートから車の詳細情報を照会することは、一般の人にはできません。

これは個人情報保護の観点から、厳しく制限されています。

 

警察や行政機関は可能

警察や陸運局などの公的機関であれば、ナンバープレートから所有者情報を調べることができます。

ただし、これは公務の範囲内での話です。

 

買取業者も直接は照会できない

廃車買取業者も、ナンバープレートだけでは車検証の内容を照会できません。

そのため、やはり車検証が必要になります。

 

例外:自分が所有者の場合

自分が車の所有者であれば、陸運局に行って車検証の再発行を申請できます。

その際、ナンバープレートの情報(登録番号)があれば、手続きがスムーズになります。

結論としては、ナンバープレートだけでは不十分で、やはり車検証が必要ということになります。

 

手元に書類がない場合の対処法

車検証を紛失したときはどうする?

「車検証がどこにも見つからない」「長年乗っていなかったので、紛失してしまったかもしれない」。

そんなときでも、廃車は可能です。

 

車検証がないと廃車できない?

結論から言うと、車検証がなくても廃車はできます。ただし、車検証の再発行が必要になります。

車検証は、陸運局(正式には「運輸支局」)で再発行できます。再発行の手数料は300円程度と安価です。

 

再発行の前提条件

車検証の再発行ができるのは、以下の条件を満たす場合です。

  • あなたが車の所有者である
  • または、所有者から委任状をもらっている

ローンで購入した車の場合、所有者がディーラーや信販会社になっていることがあります。

この場合、所有権解除の手続きが先に必要です。

 

業者に依頼することも可能

多くの廃車買取業者は、車検証の再発行手続きを代行してくれます。

陸運局に行く時間がない、手続きが面倒という方は、業者に相談してみましょう。

ただし、代行手数料がかかる場合もあるので、事前に確認してください。

 

再発行の手順と必要書類

車検証を自分で再発行する場合の手順を説明します。

 

必要なもの

  • 身分証明書(運転免許証、マイナンバーカードなど)
  • 印鑑(認印でOK)
  • 手数料(300円程度)
  • 車のナンバープレートの情報(登録番号)
  • 車台番号(車体に刻印されています)

車台番号は、車のフロントガラスの下あたりや、運転席のドア枠に刻印されていることが多いです。

見つけにくい場合は、購入時の書類や整備記録簿で確認できます。

 

手順

1.管轄の陸運局を調べる

車の登録地(ナンバープレートの地名)を管轄する陸運局を調べます。インターネットで「〇〇 陸運局」と検索すれば出てきます。

2.陸運局に行く

平日の昼間(通常は8:45〜16:00頃)に、陸運局に行きます。土日祝日は休みなので注意してください。

3.窓口で申請

「車検証の再交付をお願いします」と伝えれば、職員が手続きを案内してくれます。申請書を記入し、手数料を支払います。

4.即日発行

書類に不備がなければ、その場で新しい車検証が発行されます。通常、30分〜1時間程度です。

 

代理人に依頼する場合

家族や業者に再発行を依頼する場合は、委任状が必要です。

委任状の様式は陸運局のホームページからダウンロードできます。

 

業者に依頼して調査してもらう方法

「車検証もない、ナンバープレートも外れている、でも廃車したい」。

そんな困難なケースでも、業者に相談すれば何らかの解決策を提示してくれます。

 

車台番号からの特定

車検証がなくても、車台番号が確認できれば、車の情報を特定できます。車台番号は、車体に直接刻印されています。

業者の査定員が車を見に来た際、車台番号を確認し、そこから車種や年式を調べてくれます。

 

外観からの判断

車台番号も確認できない極端なケースでも、プロの査定員であれば、車の外観や内装の特徴から、かなりの精度で車種を特定できます。

 

所有者情報の確認

あなたが車の所有者であることを証明できれば(住民票や本人確認書類など)、業者が陸運局で車検証の再発行手続きを代行してくれることもあります。

 

まずは相談

「こんな状態でも大丈夫かな」と不安に思うかもしれませんが、まずは業者に相談してみましょう。

廃車買取業者は、様々な困難なケースに対応してきた経験があります。

「車検証がない」「車の名前が分からない」「ナンバープレートが外れている」「長年放置していた」。どんな状況でも、まずは相談することから始めてください。

 

初心者でも安心!廃車買取サービスの選び方

問い合わせ時に伝えるべきポイント

廃車買取業者に問い合わせる際、以下のポイントを伝えるとスムーズです。

 

車検証の有無

まず、車検証があるかどうかを伝えましょう。

  • 「車検証があります」
  • 「車検証が見つかりません」
  • 「車検証を紛失したかもしれません」

車の状態

  • 動く/動かない
  • 車検が切れている/切れていない
  • 事故車/水没車/不動車
  • タイヤがパンクしている
  • バッテリーが上がっている

保管場所

  • 自宅の駐車場
  • 月極駐車場
  • 実家の庭
  • 山奥に放置

車の保管場所によって、引き取り方法や費用が変わることがあります。特に、山奥や狭い場所にある場合は、事前に伝えておくと良いでしょう。

 

所有者の状況

  • 自分が所有者
  • ローンが残っている(所有者がディーラーや信販会社)
  • 親や配偶者が所有者(相続の可能性)

希望する対応

  • なるべく早く引き取ってほしい
  • 高く買い取ってほしい
  • 手続きを全部任せたい
  • 費用をかけずに処分したい

車名が分からない場合の伝え方

「車の名前が分からない」ということを、どう伝えれば良いか迷うかもしれません。以下のような伝え方で大丈夫です。

 

正直に伝える

「車の名前が分からないのですが、廃車をお願いできますか?」

これで十分です。業者は慣れているので、「では車検証を見せていただけますか」「写真を送っていただけますか」と、次のステップを案内してくれます。

 

分かる範囲で伝える

  • 「トヨタの車だと思います」
  • 「軽自動車です」
  • 「白いセダンです」
  • 「10年以上前の古い車です」

 

正確でなくても構いません。分かる範囲の情報を伝えれば、業者はそれを手がかりに対応してくれます。

 

写真を送る

最も確実なのは、車の写真を送ることです。

  • 車の前面(エンブレムが見えるように)
  • 車の後面(車名が書いてあることも)
  • 車検証の写真
  • 内装の写真

LINEやメールで送れば、業者側で車種を特定してくれます。

 

車検証を読み上げる

電話で問い合わせる場合、「車検証を見ながらお話しできますか」と言えば、業者が必要な情報を聞き出してくれます。

「車名の欄には何と書いてありますか」「型式の欄を教えていただけますか」といった具合に、業者側が誘導してくれるので安心です。

 

おすすめの廃車買取業者の特徴

車の知識がない方でも安心して依頼できる、良い廃車買取業者の特徴をご紹介します。

丁寧な対応

  • 専門用語を使わず、分かりやすく説明してくれる
  • 質問に嫌な顔をせず、何度でも答えてくれる
  • 「分からなくて当然です」という姿勢

無料査定・無料引き取り

  • 査定は無料
  • 出張査定も無料
  • 引き取り費用も無料(レッカー代含む)
  • キャンセル料も無料

良心的な業者は、これらを全て無料で提供してくれます。

手続き代行

  • 廃車手続きを全て代行
  • 車検証の再発行も対応
  • 所有権解除の手続きもサポート
  • 必要書類の案内が丁寧

明確な料金説明

  • 買取価格の内訳を説明してくれる
  • 追加費用が発生する場合は事前に説明
  • 見積もりと実際の金額が変わらない

迅速な対応

  • 問い合わせから査定まで早い
  • 引き取り日程の調整が柔軟
  • 最短で当日〜翌日引き取り

実績と信頼

  • 長年の営業実績
  • 口コミ・評判が良い
  • 古物商許可などの必要な許可を持っている
  • ホームページに会社情報が明記されている

選び方のコツ

複数の業者に見積もりを取って比較することをおすすめします。最低でも3社に問い合わせて、対応の丁寧さ、買取価格、サービス内容を比較しましょう。

「車の名前が分からない」と伝えたときの対応の仕方も、業者を選ぶ判断材料になります。親身になって対応してくれる業者を選びましょう。

 

廃車買取は田島車輌にお任せください

熊本の廃車買取は田島車輌にお任せください。

地元熊本にある会社ならではのスピードで対応・高価買取いたします。

引き取りも抹消手続きもお任せください!

友だち追加